映画やTV番組、本、TVゲームの感想を書いてます。
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
映画 それでもボクはやってない をDVDで見ました。

Shall we ダンス?の周防正行監督の社会派ドラマだけあって、丹念な取材をもとに、日本の司法制度の問題点を抉り出している作品に仕上がっています。

登場している役者さん達の演技も悪くないのですが、見終わった後の爽快感はありません。もちろんいろいろ考えさせられる映画なので、爽快感が目的の映画ではないのはよくわかっているのですが・・・

ネタばれを含む感想は 続きを読む以降に書きます。

なというか、こういう事件って今後増えていく一方な気がします。
人の痛みを想像できない、自分が、自分が、という社会になっていき、まわりへの無関心と重なって・・・

世に問題提起している作品として良く出来ていると思いますが、映画として楽しめたかと言われれば、楽しむというよりも憂鬱になってしまう作品ですので、ここでは
社会派ドキュメンタリーとして70点
映画として10点
としておきます。

あらすじ
フリーターの金子徹平(加瀬亮)は、通勤ラッシュの電車で女子中学生から「痴漢したでしょ」と訴えられてしまう。まったく身に覚えのない金子は、話せば分かってもらえると思い、大人しく駅の事務室に行った。しかし、「ボクはやってない!」という訴えもむなしく、そのまま警察に連行されてしまう。その日から、留置所暮らしを余儀なくされた金子の無実を訴える戦いが始まった。

それでもボクはやってない スタンダード・エディション
それでもボクはやってない スタンダード・エディション
加瀬亮;瀬戸朝香;山本耕史;もたいまさこ;役所広司 周防正行

関連商品
バブルへGO!! タイムマシンはドラム式 スタンダード・エディション
どろろ(通常版)
デジャヴ
幸せのちから コレクターズ・エディション
武士の一分
by G-Tools

・・・・以降 ネタばれを含む感想・・・・

やはり最後、ああいう終わり方なのは裁判官が代わった時点で想像できましたが、もしかりに無罪だったとしても、当然警察側が高裁に持ち込むでしょうから、彼自身が真に開放されるのは、まだまだ先でしょう。

いたたまれないですね、こういう冤罪は。

登場人物の誰か特定の悪意のある人が、彼を陥れようとしたわけではないところが、この問題の深刻なところです。

駅員、取調べの係官、検察、裁判官、弁護士、被害者の女子高生、目撃して駅員室まで付き添った男性、

様々な関係者が登場しましたが、誰か強い悪意を持っていた人間は、1人もいないんですよね・・・

それだけに重い問題で、見ていて憂鬱になりました。
コメント
この記事へのコメント
TBさせていただきました。
映画では語れなかったこと、裁判だけではなく事件や事故の捜査や取調べのやり方なんかにまで、監督は疑問を元検事の弁護士にぶつけていて、裁判とか捜査とかほんとに変えなければならないなと痛感しました。
2007/11/15(木) 17:42 | URL | タウム #-[ 編集]
コメントを投稿する
URL:
Comment:
Pass:
秘密: 管理者にだけ表示を許可する
 
トラックバック
この記事のトラックバックURL
http://eigatomanga.blog65.fc2.com/tb.php/426-5af14858
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
この記事へのトラックバック
「それでもボクはやってない」についてのレビューをトラックバックで募集しています。 *出演:加瀬亮、瀬戸朝香、役所広司、もたいまさこ、山本耕史、他 *脚本・監督:周防正行 感想・評価・批評 等、レビューを含む記事・ブログからのトラックバックをお待ちしています。..
2007/09/17(月) 05:19:23 | 映画レビュー トラックバックセンター
「それでもボクはやってない 日本の刑事裁判、まだまだ疑問あり!」 それでもボクはやってない―日本の刑事裁判、まだまだ疑問あり!周防 正行 (2007/01)幻冬舎この商品の詳細を見...
2007/11/15(木) 17:45:47 | 本読め 東雲(しののめ) 読書の日々
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。