映画やTV番組、本、TVゲームの感想を書いてます。
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 独断と偏見による映画の批評を書いてます。
TV・ゲームの日記
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蒼穹の昴、今まで読んでいなかったのですが、ドラマ化がきっかけで書店で平積みになっていたので、文庫版で全4冊、一気に読みました。
この時代の歴史小説って、珍しいので、ところどころ時代背景が、昔学んだ世界史の頼りない記憶をたどりながら読み進めましたが、時代背景や人物像の知識がなくとも、グイグイと読み進められる作品です。

春児と文秀、この2人のあがっていくさま、そして激動の時代に生きる様々な人物達の姿。

1人1人が己の信念に従い、信じるもののため、自分がその時代にその国で何ができるか、真剣に考え、議論し、行動していく様がまぶしいです。

きっとこれからの日本も、平和ぼけして、どんどん沈んでいっている現状から、いつかまたダイナミックに変わるときが来るのかもしれません。もちろん武力を伴う変化ではないことを祈りますが。

そのときに自分は何ができるのか、そんなことまで想像してしまうぐらい、この小説を読むと、朝廷内にまるで自分がいるように思えるぐらい、この世界にひきこまれます。

まだ読んでいないかたには、オススメの小説です。なお1巻の前半部分は、物語がそれほどダイナミックに動かないので、ちょっと退屈に感じる人もいるかもしれませんが、ちょっとだけの辛抱ですので、そこでやめないでください(笑)

蒼穹の昴あらすじ
極貧の少年に与えられた途方もない予言 そこに「希望」が生まれた
魂をうつベストセラー大作待望の文庫化!
汝は必ずや、あまねく天下の財宝を手中に収むるであろう中国清朝末期、貧しき糞拾いの少年・春児(チュンル)は、占い師の予言を信じ、科挙の試験を受ける幼なじみの兄貴分・文秀(ウェンシウ)に従って都へ上った。
都で袂を分かち、それぞれの志を胸に歩み始めた2人を待ち受ける宿命の覇道。
万人の魂をうつベストセラー大作!



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守り人シリーズという国産ファンタジー小説の大作の締めとなるこの作品。
女用心棒バルサと新ヨゴ皇国皇太子チャグムという今までのシリーズの初回で同時に出てきていらい、それぞれが主人公をつとめてきたものの、またこの天と地の守り人で2人とも主役として登場です。

海外のファンタジー作品が多数映画化されていますが、日本にもこんなファンタジーがあるぞ!といいたくなるようなスケール感とそのストーリー。

そして日本発らしい繊細さ。

いいですねー 上橋さんの作品は。

このシリーズの中でも、この天と地の守り人は、過去とちょっと違って、政治的な要素、国と国の駆け引きの要素も強く出てきており、それが一層このファンタジー作品に骨太感を与えています。

大人が読む、良質の国産ファンタジー小説。

オススメです!

上橋 菜穂子 (著)


史記 武帝紀 3巻を読みました。
北方謙三さんの歴史物が好きで、絶海にあらず、破軍の星、三国志、楊家将、血涙 新楊家将、水滸伝、楊令伝を読んでます。
とくに水滸伝およびその関連作品が好きで、その作品の中に流れる、”志(こころざし)”という概念にしびれています。

史記 武帝紀も中国物なのですが、他の作品とはまたちょっと違う味わいがありますし、いままでの史記とも違います。

あくまで帝である武帝の望むことを実行する立場として、大将軍まで出世する衛青が主人公なわけですが、その試される過程、匈奴を追いやる過程、そして甥を抜擢しながらも、不幸を迎える胸中、まだまだ波乱万丈の展開がまっていそうです。

史記武帝紀3巻あらす
匈奴から河南を奪還した漢軍は、さらに霍去病の猛攻で匈奴に大打撃を与える。漢飛将軍と称えられながら、悲運に抗えきれぬ李広。英傑去りしとき、新たな武才が現れる−。中国史上最大の史書を壮大なスケールで描く。

北方 謙三 (著) 角川春樹事務所


ブリジンガー 炎に誓う絆(ドラゴンライダー3)の感想
エラゴン、エルデストに続くドラゴンライダーシリーズ4部作のうちの第3部。

最初は3部作の予定だったのに、4部になったみたいですね。確かにどんどん厚くなってますし(笑)

映画エラゴンがしょぼかったので、映画からこのシリーズを知った人は原作を読む気にならなかったかもしれませんが、読んでみれば若い気鋭のファンタジー作家の力作だとわかります。

ブリジンガーも、期待を裏切ることなく、クライマックまでのつなぎの役割を果たしています。

ドワーフ族の後継者決めの選挙や、エルデストで奪われた剣ザーロックのかわりとなる武器の探索、そして今回は守りではなく、攻めの戦闘。

見所は結構ありますが、アーリアとの仲はあまり進展しませんでしたね(笑)

ブリジンガー 炎に誓う絆(ドラゴンライダー3)あらすじ
さらわれた婚約者を求おうとするローランとともにエラゴンは怪物レザルブラカの根城へむかう。
ヴァーデン軍を率いる若きナスアダ、村人たちの信頼をえて、リーダーに成長していくローラン、エルフのアーリアが語った秘められた過去・・・。
邪悪な力で帝国を支配するガルバトリックスとの戦いがアラゲイジアに生きる者すべての運命を変えていく。
ふたたび戦いを挑んできたマータグと赤きドラゴンにエラゴンが告げた“真の名”の秘密とは?
怪物レザルブラカとの対決、ヴァーデン軍の結束。青きドラゴンとの絆を深め、ここに真のライダーが生まれる・・・
進化する正統派冒険ファンタジー4部作第3弾。

クリストファー パオリーニ (著), 大嶌 双恵 (翻訳)  ヴィレッジブックス 



小説「クリムゾン・ルーム」の感想

普通のサラリーマンとはちょっと異なる主人公高木さんのある種退廃的な生活が少しずつ明らかになる序盤から、盛り上がりを見せる後半まで一気に読みました。

登場人物も、それぞれちょっと影があり、そのクセをつかむまで結構かかります。
それだけそれぞれの人物の存在感があるわけですが。

私自身海外のカジノは結構行ってますが、こういうちょっと暗い雰囲気のカジノや会員制クラブが想像できる人には、よりこの小説の世界を楽しめると思います。

それと同時にゲームをやるひと。クリエイターの苦悩や思いいれ、そしてプレイするユーザーにとってのクリアする喜び、も理解できるとより楽しめます。

私自身は、この2つ、結構想像できるので結構楽しめました^^

しかしこの作品に登場する重要な役割を果たす2人の大人の女性。

それぞれの今まで生きてきた人生の重さが、現在の彼女らを大人の女性にしたことを想像できる場面がちょこちょこあり、魅力を深めています。

私自身の親しい女性にはこういうタイプがいないのが残念です(笑)

最後まで展開がめまぐるしく動くので、飽きないで一気に読めるオススメの作品です^^



小説「クリムゾン・ルーム」公式サイト
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